京都の名刹に位置する名店、東山堂聖護院店

武道具の専門店として最大手であり、京都西陣に本社を構える株式会社東山堂が、刀剣や甲冑といった武具の専門店として2007年に京都・岡崎にオープンしたお店です。 そもそも日本刀や甲冑といった武具は、武士の魂を如実に表現しているものであり、武道をされている方だけでなく、日本人なら不思議とこういったものに何かしら畏敬の念を抱くものです。そこで、武道からさらに発展して武士の魂、ひいては日本の魂をコンセプトにできあがったのが、この東山堂聖護院店なのです。

夜の東山堂聖護院店の風景

この岡崎地区には、武道をしている人なら一度は訪れてみたいと思う旧武徳殿や京都武道センターがあるだけでなく、平安神宮、熊野神社、聖護院、金戒光明寺といった名刹が多く存在しています。さらに足を延ばしてみると南禅寺などの社寺・庭園、他に琵琶湖疎水、動物園、美術館、図書館、京都大学などが集まる文化学芸スポットが多数あります。

美しいデザイナーズショップ

もともと、この聖護院店のあった場所は 築100年以上の古い町屋をすこし改装しただけのお店で、買い物もしずらい構造になっていました。武士の魂をコンセプトにするとはいえ、楽しくそして便利に見ていただくにはどうしたらいいかということで、この町屋をどう改装しようかと考えていた時に白羽の矢を立てたのが、アメリカ人建築家で、「大改造!!劇的ビフォーアフター」といったテレビ番組出演で著名なジェフリー・ムーサス氏でした。

聖護院店二階の刀剣や甲冑を展示している部屋

ムーサス氏自身で設計施工したこのデザイナーズショップは、町屋の持つ日本の伝統美と欧米の洗練された美意識、つまり古さと新しさが見事に融合した美しい店舗と言えます。 ムーサス氏もデザインから内装工事まですべて立ち合い、ご自身も数あるプロジェクトの中での自信作の一つと称され、取材のたびに聖護院店を紹介するほどの、今までにない武士をテーマにしたお店に仕上がりました。ディスプレイは鎧兜や刀たちで彩られており、夜になればさらにその美しさを際立たせせてくれます。店内にはカスタマイズに使うアイテム、道着等も用意されており見応えも十分な内容です。

海外のガイドブックにも高い評価

東山堂聖護院店が位置する岡崎地区は京都の名刹が並ぶ一等地のため、海外からのお客様も、オープン当初からたくさんお越しいただいておりました。海外でも武士道や侍、忍者といった日本的象徴は大変人気ということで、英語対応ができるスタッフを店舗の常駐させることで、日本の伝統文化を海外のお客様にも知ってもらい、それが世界的な武道の発展に貢献につながるよう「おもてなし」の精神をもって接客に努めてまいりました。

日本刀の刀装具を熱心に見ている海外のお客様

すると、取扱い商品のユニークさもさることながら、特徴のあるお店のデザインと話題性もあって、ロンリープラネットやトリップアドバイザーといった高い信頼度を誇るガイドブックにも、訪れる価値のあるお店として登録されることになりました。さらにCNNといった国際的なメディアでも紹介される機会も増え、海外のセレブや芸能人も訪れるお店となりました。

プロモーションムービー

東山堂聖護院店を紹介したビデオで、国内外から高く評価されている映像です。