イタリアで開催された「侍う-saburau-」が好評を博し、その演武の際に使用されたコラボ居合刀、極上肥後古刀拵-侍うバージョンが聖護院店でも近々発売開始されます。
![極上肥後古刀拵-侍うバージョンのイメージ画像](https://tozando-shogoin.com/wp-content/uploads/2019/06/fb-1024x681.jpg)
以下は、 侍う実行委員長で兵法タイ捨流龍泉館の山本 隆博館長のコメントです。
![山本 隆博館長(兵法タイ捨流龍泉館)](https://tozando-shogoin.com/wp-content/uploads/2019/06/yamamoto_1-1024x683.jpg)
この拵は、もともとある肥後拵をベースにタイ捨流に伝わる伝書をもとに作製をお願いしました。
例えば、柄の徹底強化。実戦があった時代、刀にとって柄は最重要部位です。柄の破損は即命取りとなります。そこで当拵は最高級の鮫皮に赤漆をかけ牛革巻き、その上にさらに透明漆をかけた強靭かつ実践用の仕上がりとなっています。まさに【用の美】です。
鞘は、鯉口から栗形までが指3本、肥後の片手抜き可能な返り角、鞘強化の乾漆塗、鐺は肥後の泥摺りとこちらも用いる事を重要視しています。
刀身は、もっともシンプルな糸直刃(細直刃)、一本樋に赤漆流しという実用的でとても美しい仕上がりです。実際、私も演武等で使用しましたが、東山堂熟練の職人さんが【用の美】を意識し工夫され作製されておりますので、主観ではありますがバランス良く使い勝手も良かったです。
ただし、居合などに使用される方々は「返り角」は鞘引きが難しくなります。「返り角」を抜いた仕様にするか、代え鞘を作ることをお薦め致します。
侍う実行委員会
兵法タイ捨流 山本 隆博
![極上肥後古刀拵-侍うバージョン全体画像](https://www.tozandoshop.com/v/vspfiles/photos/016-999-3.jpg)
![極上肥後古刀拵-侍うバージョン刀身画像](https://www.tozandoshop.com/v/vspfiles/photos/016-999-4.jpg)
![極上肥後古刀拵-侍うバージョン柄前画像](https://www.tozandoshop.com/v/vspfiles/photos/016-999-9.jpg)
![極上肥後古刀拵-侍うバージョン返り角画像](https://www.tozandoshop.com/v/vspfiles/photos/016-999-13.jpg)
入荷しましたら追ってお知らせしますのでお楽しみにしてください!